こんにちは

1.目的
注射薬の配合変化の有無を調べる際に、インタビューフォームやメーカーの
ホームページの配合変化表に調査対象品についての記載がない場合は、複数の資料や複数のページに
散らばっている各医薬品のpH変動スケールを並べて確認したいと思いますが、それを縦列に一覧表示して
視認しやすくすることが目的のページです。配合による外観変化の有無を予測する際の資料の一つとして、業務時間の短縮に寄与できれば幸いです。

2.使い方
(1)医薬品選択メニューのNo.1~No.6で、調べたい医薬品名を選択して下さい。
なお、1つの医薬品選択メニューでは1つの医薬品名しか選択できません。また、必ずしもNo.1~No.6までの全てを
選択する必要はありません。
(2)選択が終了したら、No.6選択メニューの下にある「表示する」ボタンをクリックしてください。
(3)pH変動スケールと(一部の製品については)インタビューフォームに記載してある関連の注意事項も縦列で表示されます。

3.補足
(1)選択メニューの医薬品名は、50音順に並んでいます。
なお、「注射用エフオーワイ」は、現場では「エフオーワイ」と叫ぶことがありますが、"ち"で始まるので、
「あ行」ではなく、「た行」にあります。「水溶性プレドニン」は、現場では「プレドニン」と叫ぶことがありますが、
"す"で始まるので、「は行」ではなく、「さ行」にあります。
(2)選択メニューには日本で販売されている全ての注射薬が登録されているわけではありません。
インタビューフォームに「該当資料なし」や「配合を想定していない」旨の記載がある注射薬は、登録していません。
(3)表示されるpH変動スケールは、各医薬品のインタビューフォームに記載されているものを物理的にそのままコピーしたものではなく、
Microsoft社の表計算ソフトExcelでワープロ的に新たに作成したものをpng画像ファイルに変換して表示しています。また、pH変動試験結果の数値のみが
インタビューフォームに記載されている製品でも、上記と同様に新たに作成したものを、画像ファイルとして表示しています。
(4)pH変動スケールに、その医薬品の製品規格pHの線も青色で記載しています。インタビューフォームにpH変動スケールの記載がない医薬品については、製品規格pHの
青色の線のみを表示しています。
(5)外観変化がなくても、医薬品が経時的に分解していく場合もありますので、pH変動スケールだけに頼らずに、インタビューフォームやメーカーのホームページにある配合変化試験結果をよく確認してください。
例1)ビクシリンとブドウ糖の配合でビクシリン分解、例2)カルバペネム系抗菌剤とL-システイン含有アミノ酸製剤の配合でカルバペネム抗菌剤分解 など。